壱岐島の生き物を観察、調査する市民団体「壱岐自然塾」(永村春義代表)が毎月発行している無料情報誌「しまの自然情報誌」が、昨年の12月号で創刊から100号の節目を迎えた。同塾は2013年2月、永村代表ら愛鳥家3人で「壱岐野鳥の会」として発足。観察対象の幅を虫や植物、魚などへも広げるため、15年9月から壱岐自然塾に改称して現在は会員13人で活動。月に一回、自然観察会を開き、生き物の知識を深めたり、野鳥の観察方法を学ぶなどしている。代表の永村さん(53)は「活動も10年を越えて続き、壱岐には書けるネタがあるということだと思う。もっと市民に自然環境に関心を持ってもらえれば」と話している。