地域情報

海難救助を体験 八幡小で安全教室

壱岐海上保安署(橋本雄二署長)は15日、八幡小学校安全教室を八幡浦漁港で行い、同校(三根圭子校長、54人)の全校児童、保護者、教職員らが参加した。
同署職員が実際に海に飛び込み、おぼれている人を見つけた場合にどのような救助方法が適切なのか、実演を交えながら指導。「一人で助けに行くと、どんなに泳ぎが得意な大人でも、一緒におぼれてしまう。港には浮き輪が備え付けてあるので、まずはそれを投げてあげる。浮き輪がない場合は、ペットボトルやランドセルも浮く。それから『助けて!!」と大きな声を上げて、大人を呼びに行く。意識のない人を引き上げるのには大人5人くらいでなければできない。近くに人がいなかったら118番に電話をする」などを教わった。
出口梨湖さん(6年)は「夏休みに海に行くことも多いので、自分の命は自分で守ること、ひとの命は浮き輪やペットボトルを使う正しい方法で助ける。AIDや救命胴衣の使い方もとても勉強になりました」と話した。

八幡小安全教室(浮き輪でおぼれている人を助ける児童ら)

 

関連記事

  1. イベント情報を集約 主催側の広報の労力軽減に一役 「壱岐カレンダ…
  2. 外来魚360匹駆除 60㌢超ブラックバスも
  3. スイレンが満開。筒城浜ふれあい広場。
  4. しまごと芸術祭スタート 市民絵画・写真展に力作
  5. 遊漁者の魚突き「やす」の規定明記 トラブル増で県漁業調整規則一部…
  6. 初山「オレンジバス」運行開始 初の地域コミュニティバス 買い物・…
  7. 本年度から36億円減、総額236億7千万円を計上。新年度一般会計…
  8. 昭和30年代の地図を手作り 賑いの様子を後世に、勝本町の鳥巣さん…

おすすめ記事

  1. 約2千人が詰めかける 結の会バザー祭
  2. 華々しく市総合文化祭 2日間にわたる出演部門ステージ
  3. 船と龍テーマに企画展 国特史指定25周年 原の辻ガイダンス

歴史・自然

PAGE TOP