市議補選の開票は市長選開票作業に並行して行われ、午後8時26分の中間発表(開票率50・46%)の時点で山内さんと松本さんが2100票の得票で、他の3候補が900~1300票と明確な差が出て、そのまま差を広げて午後8時44分の最終結果でこの2人の当選が確定した。
山内さんは「2年半ぶりの市議復帰となるが、初心を忘れずにやっていきたい。今回の選挙戦で島内をくまなく回り、市民の様々な声を頂いた。その声を議会としてどのように市政に反映させていくか、新市長の政策と市民の思いにかい離はないのか、しっかりと精査していきたい」と心意気を語った。
松本さんは「支持して頂いた皆様に心から感謝している。その期待を裏切らないよう議員活動に邁進したい。議員として最初にやりたいことは議員定数の削減。市の財政を考えても、島の人口減少を考えても、議員数だけが今まで通りというのはおかしい。理想は12人だが、まずは14人に削減したい」と議会改革に意欲を見せた。