歴史・自然

壱岐大大神楽厳粛に 住吉神社で奉納

壱岐大大神楽奉納が12月20日、芦辺町の住吉神社(松本弘宮司)で行われ、多くの市民や観光客が拝観した。
壱岐神楽は、南北朝時代から伝わる国の重要無形民俗文化財で、神楽舞も奏楽も神職によって伝承されている。
大大神楽は、その中でも最も厳粛なもので、全35曲で構成される。奉納は午後2時過ぎから休憩をはさみ同8時過ぎまで約7時間に及んだ。
奉納後、同神社の松本宮司は参拝客らに「鎌倉幕府の御成敗式目の第一条に、神は人の敬いによって威を増し、人は神の徳によって運を添うという言葉がある。皆様のおかげで御神威が高められたものと思う。来る年がまた良い年でありますようにご祈念申し上げます」と述べ、来場者から拍手が起こった。

関連記事

  1. 156人が歴史学びながら完歩 原の辻ウォーク2024
  2. 本県、国内シェア99% 古代の石鍋を展示
  3. 日本最古イエネコ骨、線刻文字土器 「カラカミ遺跡の全貌展」で展示…
  4. 壱岐安国寺の中世文書 県指定文化財に
  5. ホタルが乱舞 今年も見頃早めか
  6. 約1万点の土器片見つかる 車出遺跡群田ノ上地区
  7. 石田町の献穀田で抜穂祭 「台風等の被害なく満足の出来」
  8. 甕棺(かめかん)が出土 閨繰(みやくり)遺跡 発掘現場で説明会

おすすめ記事

  1. 過去最多、島内外281人が参加 筒城でボランツーリズム
  2. 壱岐の中学生3人 8月の全日本大会へ 中学4人制ビーチバレー
  3. 県大会連覇目指す初山小の7人 第47回交通安全子ども自転車

歴史・自然

PAGE TOP