地域情報

大大神楽で有終舞台。福刻パラノイア

1年間の御神恩に感謝を捧げる壱岐大大神楽奉納が20日、芦辺町の住吉神社で、約7時間にわたって行われた。700年の伝統を誇る国指定重要無形文化財で、12人以上の神職のみで舞われるのが特徴。住吉神社は鮮やかなライティングやLEDキャンドルで幻想的に彩られ、多くの見物客が拝観した。

境内では神楽の休憩時間を利用して、福岡県を拠点に活動している神社ガールズバンド「福刻(ふっこく)パラノイア」がライブステージを行った。壱岐大大神楽のステージは昨年に続いて2度目で、昨年は雨天のため室内(住吉会館)での実施だったが、今年は屋外にステージを組んだ本格的な野外ライブで「福刻神楽」「赤音色」など6曲を披露した。

同バンドが壱岐を訪問するのは7回目、ライブは5回目とすっかり市民にもファンが増えたが、1月末での解散が決まっており、今回が壱岐での最後のライブとなった。ボーカルの神道楓は「壱岐の皆さんには本当に良くしてもらった。最後が大大神楽の舞台で歌えたことが嬉しい。少しでも、皆さんの心の岩戸を開くことができたのではないでしょうか」と名残惜しそうな表情で、ステージを後にした。

関連記事

  1. 芦辺地区第1分団ポンプ車8連覇。郷ノ浦地区第7分団2部小型ポンプ…
  2. アッパレカレー完成セレモニー 壱岐商生徒が考案、商品化 
  3. 壱岐勢W初戦突破 高校野球選手権   長崎県大会 奇跡の逆転劇 …
  4. 幻想的な光のショー ホタルの乱舞が始まる
  5. ゲンジボタル見頃迎える 緑の光、各所で乱舞
  6. 日本最古イエネコの骨 一支国博物館で公開
  7. 朝鮮人遺骨を天徳寺に移送。終戦直後の引揚船事故犠牲者、埼玉から4…
  8. 海難防止を呼び掛ける 2人が一日海上保安官

おすすめ記事

  1. 米村の大阪教育大が準優勝 関西女子学生剣道優勝大会
  2. 環境省サンゴ礁保全計画 モデル事業「壱岐島」を選定
  3. 尺玉12発、秋の空に大輪 壱岐島ふるさと花火

歴史・自然

PAGE TOP