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芸術の秋、牧山立誠さん(盈科小5年)が殊勲 応募1580点から最優秀賞 「県まちづくりの 絵コンクール」

絵コンクール(最優秀賞に輝いた牧山さん作品) 「芸術の秋」が花満開。県展移動展、市美術展、芸能祭、しまごと芸術祭など様々な文化・芸術イベントが開催される中、「第26回長崎県まちづくりの絵コンクール」の審査結果が゛13日に県都市計画課から発表され、最優秀賞に盈科小学校5年・牧山立誠(りゅうせい)さんの作品が選出された。県内から1580点もの応募があった中で、たった1点の「最優秀賞」受賞に、牧山さんは笑顔を弾けさせた。
同コンクールは、県都市計画協議会と県公園緑地協会の共催で行われ、「あったらいいな、こんなまち」をテーマに、県下の小学生を対象に6月から9月まで作品を募集。158校から1580点の応募があった。
11月6日に長崎市の出島交流会館で審査会が行われ、長崎ミュージアム振興財団チーフエデュケーター・塩田貴之さんら4人が審査。各学年から優秀賞1点の計6点を選出し、その中から最優秀賞1点を選んだ。それが壱岐を“夢のアイランド”として描いた牧山さんの作品だった。
同作品は、自然にあふれる壱岐島に、「MIUSIUM DINASOR」(恐竜博物館)を建設。ティラノサウルス、プロントサウルス、プテラノドンなど生きている恐竜を動物園のように観察することができる。木には太陽光発電装置と空気浄化装置を取り付け、自然エネルギーで美しい島を保っている。水中に沈んだ山の中にホテルを造り、空中トンネルを使った乗り物で東京、大阪、福岡から観光客が直行する。猿岩を望む海中にはウニがたくさん生息して、素潜りを楽しめる。まさに「あったらいいな、こんなまち」のテーマ通りの楽園となっている。
牧山さんは「夏休み中の2日間でしたが、とても苦労して描いたので、受賞はすごく嬉しいです。壱岐は自然がいっぱいで、人々が快適に楽しく暮らしてくれたらいいな、と思って、この絵を描きました。恐竜はとても興味があるので、見ることができたら夢のような気持になると思って、ミュージアムにしました」と作品テーマについて語った。
牧山さんが壱岐の自然を、他の子どもたち以上に新鮮な気持ちで感じられたのには訳がある。「壱岐で生まれて6歳までいましたが、父親の転勤で諫早に転校して、今年4月に5年ぶりに戻ってきました。そうしたら、6歳のころには気が付かなかった自然が、すごくきれいに見えたのです」。学校の宿泊学習で訪れた猿岩や、海の中の様子も、作品の中に描き込んだ。
「絵を描くのがすごく好きなわけではないけれど、描き始めると熱中します。これからも壱岐の素晴らしさを描いてみたい」と目を輝かせた。
担任の北嶋幸一教諭は「夢が詰まった、色使いが鮮やかな素晴らしい絵で、最初に見た時から、これは入選すると思っていました。恐竜もステゴドンが見つかっていますし、猿岩やウニなどしっかりと壱岐の特徴を入れているところがすごいです。でもこれだけの応募の中から一番とは…」と驚いた。
同作品は来年2月まで浜屋百貨店、アルカスSASEBOなど県内各地のギャラリーなどで展示されるほか、来年度の作品募集ポスターに採用され、県内全小学校で掲示されることが決まっている。

絵コンクール(最優秀賞に輝いた牧山さん)

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