沼津小学校(田中智司校長、44人)で19日、同校卒業生を招いて講演するふるさと教育「ようこそ先輩」があり、元小学校校長で壱岐陸上競技協会会長の清水修さん(67)が講演した。
清水さんは同校の新校舎が完成した昭和43年度卒業生。体育と国語の教科が苦手だったが、先生の話をよく聞くようになって成績が伸びたことや、中学での数学教師との出会いがきっかけで教員を目指した自身の体験を紹介。夢に向かうには「一番に健康、二番に体力(ハート)、三番に読書が大事」と説き「自分にマイナスなこともあるかもしれないけど、いいことも絶対ある。こつこつ頑張っていたら夢に出会う。頑張ってください」と呼び掛けると、児童たちは「はい!」と元気よく返事していた。
美容師になる夢がある田島妃生さん(6年)は「先生の話をよく聞いたり勉強をしっかりして、諦めない心を持ってチャレンジし続けたい」と話した。