地域情報

交通事故根絶への願い 壱岐署でヒマワリ大輪開く

壱岐警察署駐車場の花壇に植えてあるヒマワリが今月上旬、満開を迎え、大輪の花を開かせた。

平成23年、京都府内で4歳男児が犠牲となる交通事故が発生した。両親は息子が生きた証と悲惨な交通事故根絶の願いを込めて、男児が幼稚園で育てていたヒマワリの種を警察に託した。

やがて種は府内から全国へ広がり、被害者支援への理解を広める「ひまわりの絆プロジェクト」として全国各地で大輪を開かせている。壱岐署では平成30年から毎年植えられ、今年は6月初旬に種を撒いていた。

ヒマワリの手入れをしているのは同署の馬場武尚巡査部長(48)。水を与えたり雑草を除くなどして、丹念に育ててきた。風が吹くと倒れていないか心配し、休日も花壇に足を運んだ。「咲いて良かったという気持ちです。たくさん種が取れて多くの人に配ることができたら」と話した。

関連記事

  1. 田川和平さんを表彰 防犯に多大な功労
  2. 新顔イルカ3頭が仲間入り 今年度中にさらに3頭増頭 イルカパーク…
  3. 「壱岐なみらい創りプロジェクト」開始 子どもたちが未来像を描く
  4. 長崎県壱岐病院が開院
  5. 渡良まちづくり協議会が受賞 県犯罪のないまちづくり地域賞
  6. マグロに合う本格麦焼酎。玄海酒造「TUNACHU」。
  7. 団員に3つの誓い。交通少年団入団式
  8. 初の定期演奏会開く 市消防音楽隊ハミングバーズ

おすすめ記事

  1. 妻ヶ島でかくれんぼ大会 大自然を満喫、観光イベント定着へ
  2. 中村遼太さん2度目の山口幹雄賞 書「送元二使安西」で別れを表現 第69回市美術展
  3. 日韓で海洋プラごみ回収 50人参加でトラック3台分

歴史・自然

PAGE TOP