政治・経済

篠原市長、給食「想像以上に美味しい」 物価高も「当面、市民負担上げない」

 勝本小学校(山口拓也校長、60人)は「心をみつめる教育週間」(6月23~26日)にちなみ6月27日、第2回学校運営協議会の給食試食会を開き、篠原一生市長や同協議会委員が1年生児童と共に給食の時間を楽しんだ。
この日の献立は▽鶏肉とレバーのオーロラがらめ▽もやしときゅうりのサラダ▽麦ごはん▽野菜スープ▽牛乳。給食センターによると、このうちきゅうり、玉ねぎなどの野菜類が壱岐産を使用。児童たちは、はじめは少し緊張した様子だったが、「いただきます」と同時に篠原市長とも打ち解けた様子で、笑顔が広がる昼食となっていた。
篠原市長は「美味しかった。約2200食を毎日、このクオリティで作ってくださる給食センターの皆さんに感謝したい」と述べた。
なお、給食の米は壱岐産を中心に令和6年産県産米が提供されている。
市は年間約6200万円の予算を組み、給食費の小学校月額4900円のうち2900円、中学校月額5800円のうち3300円をそれぞれ助成し、保護者の負担を軽減している。
篠原市長は「持続可能な形での段階的給食費無償化」を掲げているが、「給食は毎年のことで、自分の政策としてだけで言うものではないと思う。慎重に考えたい。長崎県市長会で国に要望しているが、教育の一環だから国民皆が無償でないとおかしいし、移住も含めて政策的に利用するものではないと思っている」とした上で、「物価が上がっているが、当面は市民の負担は上げないし、市だけでなく国、県も含めて無償化を進めていると思っている。引き続き国に要望していく」などとした。

関連記事

  1. 燃油調整金が一気に2.7倍へ 博多片道高速船1440円加算 8~…
  2. 重家酒造がグランプリ獲得 九州の蔵で初 「 松尾大社酒-1グラン…
  3. 等身大パネルでお出迎え 長崎市出身、長濱ねるさん
  4. 長崎コンシェルジュに2人認定 ビューホテル壱岐
  5. イルカ購入を巡り議会が紛糾 2頭購入、1頭借用に1128万円 予…
  6. 雲一つない初日の出 博物館に観望客百人
  7. 平均価格は約13%の大幅増 壱岐家畜市場4月子牛市
  8. 山田勝彦衆議が国政報告会 「島民以外も航路運賃低廉化を」 岡田克…

おすすめ記事

  1. 渡良まちづくり協議会が受賞 県犯罪のないまちづくり地域賞
  2. 7月1日壱岐焼酎の日 一斉に乾杯イベント
  3. 男子ソフト壱岐ブレイブス 2年連続全国大会へ

歴史・自然

PAGE TOP