芦辺町の小島神社(後藤須々美宮司)は、全国的に人気スポットになっている同神社の参拝者へのおもてなしを高めようと、同神社がある内海湾周辺の3か所に「御守り授与出張所」を設置して、御朱印やお守りを購入できるようにした。
同神社は海上に参道が現れる様子から「壱岐のモンサンミッシェル」と呼ばれ、SNSを中心に人気を広げている。
同出張所になったのはカキハウス内海湾、JA壱岐市島の駅壱番館、壱岐の華酒造で、御朱印(5百円)、木御札(千円)、紙御札(8百円)、おみくじ(百円)などを店頭で取り扱う。
3日、3か所でそれぞれ開所式を開き、後藤宮司ら関係者が神事を行い、開所を祝った。
カキハウス内海湾の山本壽一さん(69)は「コロナも落ち着き、観光客も多くなりつつあり、喜んでもらえると思う。これを機に新たな気持ちで、さらに喜んでもらえる店にしていきたい」と話した。