地域情報

改修費抑制へ 茅栽培。一支國研究会。

NPO法人一支國研究会は、原の辻遺跡王都復元公園の復元建物の屋根に使う茅(かや)を栽培し、本年度初めて本格的に収穫した。

同復元公園は現在、NPOが管理している。以前、改修を業者に委託していた時は、熊本県阿蘇産の茅を使っていたが、費用を抑えるため、NPOが自前で栽培することにした。

茅の栽培は、同公園近くの約30㌃で実施。5年前から土づくりや種まきから研究し、現在は2年前に植えたものが、大人の背丈ほどに伸びた。すでに一部は刈り取り倉庫で保管している。

現在の栽培量で、復元建物のおおむね1棟分を賄え、足りない分は島内に自生している茅を土地所有者に了解を得て刈り取って使っている。今後、作付面積を拡大する方針という。

同NPOの屋根師、富山龍一さん(44)は「壱岐で育ち気候に合うもので、いいと思う。地産地消ですね」と話した。

関連記事

  1. 「知ることが自分の心の成長」読書感想文最優秀の寺井さん。
  2. 秋の夜空に2千発 壱岐島ふるさと花火
  3. 県防災航空隊が消防本部と訓練。本市から派遣の江口隊員も。
  4. ジブリの世界が壱岐に。一支国博物館で「山本二三展」。
  5. 大阪へ陸上養殖トラフグを千匹出荷。
  6. ふれあい広場は白紙撤回 芦辺中学校建設予定地を再検討
  7. レオパレス21壱岐コールセンターが24人求人 26、27日にセミ…
  8. 「壱岐をツルの越冬地に」 日本生態系協会が人工ねぐら計画 出水市…

おすすめ記事

  1. 「蛇」にまつわる名所を観光 一支國研究会がバスツアー
  2. 昭和30年代の地図を手作り 賑いの様子を後世に、勝本町の鳥巣さん
  3. 「思い出よみがえった」 壱岐高煌雪祭で甲子園写真展

歴史・自然

PAGE TOP