地域情報

江戸文化の生活鮮やか。埋文センターで収蔵展。

県立埋蔵文化財センターのオープン収蔵展「長崎の近世×現代―出土品にみるくらしの今昔―」が3日、一支国博物館1階で始まった。観覧無料で10月18日まで。

同センター所蔵の江戸時代の出土品を中心に約230点を展示。ガラス製のかんざし(岩原目付屋敷跡)や化粧道具に使われた紅皿と紅猪口(万才町遺跡)など、当時の女性を彩った道具を展示している。

また、出島和蘭商館跡から見つかったクレーパイプやヨーロッパへの輸出用に作られた瑠璃釉蓋付鉢や瑠璃釉鳥形合子(栄町遺跡)は、海外の需要を意識した色鮮やかな製品となっている。

そのほか、昨年度から調査されている早岐瀬戸遺跡(佐世保市早岐)の出土物の展示も初公開されている。

同センターの担当者は「江戸時代は現代のくらしへと繋がる生活様式が育まれた時代で、道具や貿易の雛地名は現代の感覚から見ても魅力的に感じるものが多い。文化財を身近に感じてもらえれば」としている。

関連記事

  1. 7月1日一斉に乾杯 壱岐焼酎の日
  2. 「リスクなき事業提案を」Iki‐Biz森センター長が会見。
  3. 平均価格は約68万円。回復傾向見られる。
  4. 4事業に国の助成 離島活性化交付金
  5. ゴミ拾いとスポーツが融合 塩津浜で「スポGOMI」
  6. 国境離島新法制定へ総決起大会 1300人が「頑張ろうコール」
  7. 湯ノ本温泉・平山旅館が日本秘湯を守る会に加盟
  8. 「横山五十」がミラノで高評価 重家酒造の純米大吟醸酒

おすすめ記事

  1. 25・26日筒城で壱岐珈琲祭 全国からロースター16店舗
  2. 北風遅れが影響か アカハラダカ観察数減
  3. 海岸でエコツーリズム大会など 25・26日に日韓交流で開催

歴史・自然

PAGE TOP