森俊介さんは、郷ノ浦町柳田触の選挙事務所で、ケーブルテレビの中継放送で開票を妻・真央さんとともに見守った。
開票結果がテレビ画面に映し出されると集まった約40人の支援者らからは「信じられない」とため息交じりの声が漏れ、会場は静まり返った。
吉野誠治後援会長は「私がまとめきれなかった。申し訳ない。しかし、森さん夫婦の頑張りは素晴らしかった。『自分で自分をほめてやりたい』という言葉をあえて贈りたい。この悔しい気持ちを、次には良かったと言えるように今日から頑張ってもらいたい」と声を詰まらせた。
森さんは「自分の未熟さ、魅力の無さだと思う。この結果をきちんと受け止めて、自分の糧にして、人としてより一層成長して大きくなっていきたい。皆様の役に立って頂けるような人間になりたい。申し訳ありませんでした」と述べ、頭を下げると、支援者らは拍手で労った。
最後には後援会皆で「今後も壱岐市を盛り上げていきましょう」とガンバローコールを三唱した。