© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

201712/1

遼東系銅釧(腕輪)、原の辻で国内初出土。

原の辻遺跡の平成19年度市教育委員会発掘調査で見つかった青銅製品が、紀元1世紀ごろの遼東系銅釧(腕輪)であることが判明した。県埋蔵文化財センターが11月25日刊行の学術誌「九州考古学」92号で発表した。遼東系銅釧が出土したのは国内初。

遼東系銅釧は原の辻遺跡高元地区の遺物包含層(弥生時代中期から古墳時代前期にかけての遺物が含まれている層)から破片で出土しており、全体の形態は不明。長さ約4・2㌢、幅約1・2㌢、厚さ約2・5㍉、重量約3・7㌘。外面には幅1・5㍉程度の凹線が4条見られる。25年6月19日に国の重要文化財に指定されている。

27年に中国で刊行された羊草荘漢墓(遼寧省鞍山市)についての発掘調査報告書で67点の銅釧が報告されており、原の辻遺跡の青銅製品と比較したところ、形状・サイズがほぼ一致したことから、銅釧であると判明した。同センターは「東北アジア全体でも類品が少く、原の辻遺跡における対外交流の活発さや重層性を物語っている」と出土の意義について話した。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20184/20

初代メンバーが1日限り復活。風舞組25周年記念公演。

壱州荒海太鼓「風舞組」(町田光浩代表)の結成25周年記念公演が14日、勝本文化センターで開かれ、約300人の観客が詰めかけた。風舞組は199…

20184/20

人口減少問題が深刻さ増す。

有人国境離島法の施行から1年が経過し、様々な離島振興策がスタートしている。だがすべての事業が順調に始動したわけではない。何か新しいことを始め…

20184/20

郷ノ浦港観光案内所が開設。ガラス張りで明るさを強調。壱岐ちゃり37台レンタル施設も。

本市観光の窓口である郷ノ浦港フェリーターミナルの隣接地に13日、壱岐観光サービス拠点施設「郷ノ浦港観光案内所」と「壱岐ちゃりサービスステーシ…

20184/13

アマミサソリモドキの研究。壱岐高科学部が成果発表。

壱岐高校科学部(野田龍生、岩永凌征、松嶋真次)は、このほど発刊された「島の科学」平成30年3月号(壱岐「島の科学」研究会発行)に論文「壱岐島…

20184/13

本質を見極める目が必要。

現代は「情報過多の時代」と言われている。情報不足よりはまだ良いのかもしれないが、総務省の平成28年度調査によると携帯電話の世帯普及率は95・…

ページ上部へ戻る