© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20153/20

壱岐の伝説を作ったB’zライブ

syasetsu「心は伝わる」ことを肌で感じた。B’zコンサートが13日、無事に終了した。これだけの超大物アーティストが来島してのコンサート開催は、壱岐の歴史上、初めてとも言える出来事だった。
それはそうだろう。市内最大のホールが観客収容最大1025席の壱岐文化ホール。今回は全席S席で8800円。満席で9百万円ほどの売上にしかならない。来場者が少なければグッズやCD販売額も少ない。それでも出演者・スタッフ約百人とツアーバス4台などが来島し、2泊滞在した。その経費を考えれば、コンサートは成功でも数千万円規模の大赤字という計算になる。天候不良によるフェリー欠航のリスクも背負っていた。大物であればあるほど、離島でのコンサートは難しいことなのだ。
それでもB’zの2人は、自らの意思で壱岐を選んで、訪れてくれた。市民にとって、これほど嬉しいことはない。その感謝の気持ちが「B’zライブ歓迎委員会」の立ち上げにつながった。1面の記事だけではとても紹介し切れないほど、多くの人が“おもてなし”に参加した。
トラブルもあった。直前になって大手旅行会社から宿泊の大量キャンセルがあった。怒り心頭な事態だったろうが、宿泊施設の代表は「満室で多くのお客様をお断りしてしまった。どこにも泊まれないで野宿をして、体調を崩した人、嫌な気持ちになった人はいなかっただろうか」とまず来島者を心配した。別の施設では直前でもキャンセル料を取らなかった。「またいつか来ていただければ」と話した。壱岐ならではのエピソードだった。
“おもてなし”が大成功だったことは、開演前の文化ホール周辺での取材でよく判った。来島したみんなが笑顔、笑顔、笑顔で、フードコーナーで壱岐牛やカキの炭火焼、壱岐焼酎の無料試飲を楽しみ「壱岐、サイコー!!」とコメントした。B’z2人のMCでの言葉を待つまでもなく、歓迎委スタッフの労は報われた瞬間だった。みんなの心が通い合った、EPICな壱岐の3日間だった。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20207/6

給食に県産魚。壱岐は7日にマダイ。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた県産魚の消費拡大を図ろうと、県は6月から学校給食への提供を始め、本市では7日にマダイが提供される予定…

20207/6

高校野球代替大会。11日壱岐、12日壱岐商。

新型コロナウイルスの影響で中止となった夏の甲子園大会地区予選、第101回全国高等学校野球選手権長崎大会の代替大会である「令和2年度長崎県高等…

20207/6

柳田にコンテナ村。5日に1店舗目オープン。

郷ノ浦町柳田触の中央サービス横にコンテナを活用した飲食店街「壱岐コンテナ村」の“開村”準備が進んでいる。5日には1店舗目として居酒屋「お食事…

20206/29

リブランドオープン。壱岐リトリート海里村上。

勝本町のホテル・壱岐リトリート海里村上(旧海里村上)が17日、リブランドオープンした。 オープンを前に16日、報道機関向け内覧会を開き…

ページ上部へ戻る