© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

日本最古イエネコの骨 一支国博物館で公開

イエネコ(発掘作業が続けられているカラカミ遺跡) 本紙9月5日号で伝えた「日本最古イエネコの骨」(カラカミ遺跡から出土)が、一支国博物館3階多目的ホールで開催中の「弥生の動物園 特別公開展示」で、初めて一般公開されている。11月23日まで、入場無料。他に魚類、鳥類、ネズミ・タヌキ・イヌ・イノシシなど哺乳類の計100点の骨が展示されている。
イエネコの骨(とう骨=前腕の骨)は平成23年度の市教育委員会によるカラカミ遺跡(勝本町)発掘調査で時代を特定できる溝から発見されたもので、いまから2200年前から1700年前の弥生時代中期~後期のものであると特定された。
同遺跡で発見された千点以上の動物の骨とともに奈良文化財研究所に分析を依頼し、この1点が「イエネコ」であると同定された。
これまで考古学的に時代がはっきりとしたイエネコの骨の発見例は、神奈川県鎌倉市の「千葉地東遺跡」で確認された鎌倉時代(13世紀代)のものが最古で、実物資料としては約1300年の歴史を塗り替えたことになる。
カラカミ遺跡からは平成16~20年の九州大学の調査でイエネコの骨12点が発見されており、放射性炭素年代測定で弥生時代中期末のものと分析されているが、この骨が発見されたのは考古学的には時代が特定できない「包含層」からの出土だった。
カラカミ遺跡は今年度も市による発掘調査が続けられており、さらに新たな発見が期待されている。

イエネコ(日本最古が判明したイエネコの骨)




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20186/15

561人が壱岐路を疾走。第30回サイクルフェスティバル

壱岐サイクルフェスティバル(第30回壱岐サイクルロードレース、同壱岐チャレンジロードレース、第18回壱岐ジュニアチャレンジロードレース)が1…

20186/15

都会での経験は若者に有意義。

市、壱岐振興局、ハローワーク壱岐が市商工会に対して、高卒求人確保の協力依頼を行った。昨年に続いての要請で、地域活性化のためには1人でも多くの…

20186/15

対立候補支援業者の指名外しで、白川市長、中原副市長不起訴。長崎地検処分発表。

平成28年4月の壱岐市長選で当選した白川博一市長の対立候補を支援したことで、選挙後に市発注公共工事の指名競争入札から除外されたとして、市内の…

20186/8

KDDI「しまものラボ」、離島産品の発信サポート。

通信大手のKDDI株式会社は、壱岐市、市商工会、離島経済新聞社とともに5月23日から壱岐市で、離島事業者を対象とした「しまものラボ」を開始し…

20186/8

家庭生活は男女平等ですか?

23日から29日まで「男女共同参画週間」が実施される。 長崎県は2016年3月に第3次基本計画を策定し、女性が力を十分に発揮できる社会…

ページ上部へ戻る