原の辻一支国王都復元公園の「お月見だんごづくり」(一支国研究会主催)が13日、原の辻ガイダンスで行われ、親子連れなど30人が参加。古代米の黒米の粉をこねて、あんこ、きなこをまぶし、串に刺した月見だんごを手作りした。
郷ノ浦町から長女・心さん(3)と参加した中里康子さん(27)は「家では子どもになかなかさせてあげられない経験なので、親子で楽しめました。満月は過ぎてしまいましたが、今晩は家族で月見をします」と楽しそうに語った。
一支国研究会は今年の古代米について「日照不足の影響で収穫の遅れが多少心配されるものの、レンゲ草を一緒に植えたことで、レンゲ草の根に宿る根粒菌による空中窒素固定がうまくいって、まずまずの実入りが期待できそうだ」と話しており、予定通り10月11日に刈り入れ祭の開催を予定している。