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芦辺地区第1分団 驚異の218点(ポンプ車) 郷ノ浦地区第7分団2部 2次離島が初制覇(小型ポンプ)

消防操法(一糸乱れぬ芦辺地区第1分団の操法) 第6回壱岐市消防ポンプ操法大会(市制10周年記念大会)が13日、芦辺町の壱岐消防団操法訓練場で行われ、各町大会勝ち抜いたポンプ車操法5チーム、小型ポンプ操法14チームが出場。今年度は全国大会(11月8日・東京)に出場できるポンプ車の部は、芦辺地区第1分団が218点(250点満点)を挙げる圧倒的な強さで6連覇を達成。県大会10連覇、32年ぶりの全国優勝へ向け、確かな手応えを感じ取った。小型ポンプの部は長島の郷ノ浦地区第7分団2部が180点(200点満点)で初優勝を果たした。両部門の優勝チームは8月3日に大村市で開催される県大会に出場する。

朝から雨が降り続き、足を滑らせて転倒する選手もいるなど、操法には難コンディションとなったが、ポンプ車の部の芦辺地区第9分団は盤石の操法を見せた。第1線は基準タイムの55秒に対して55秒55。郷ノ浦地区機動分団の55秒58という素晴らしいタイムを、さらに上回る正確さ。第2線に至っては65秒の基準に対して、郷ノ浦地区機動分団が71秒52を要したのをしり目に、同団は65秒02。1秒につき1点減点されるが、ともに減点なしどころか、規定に0秒02差という奇跡的なタイムを叩き出した。
1つ1つの動きも正確無比で、消防車の乗降、ドアの開閉など団員4人の動きはピッタリと一致し、集団演技そのもの。観客からは「すげぇ~」というため息まじりの歓声が上がったほどだった。
百田昌広分団長(49)は「ホッとした。団員が一丸となって練習し、署から適切な指導を受けた成果が出た」とまずは第一関門突破に安堵の表情を見せた。
同団はこれで市大会6連覇。県大会も9連覇を続けているが、全国大会は1982年に優勝したものの、最近は1998、2002、06年が優良賞(5位相当)、10年が準優勝と全国制覇からは32年間遠ざかっている。
「前回の小型ポンプ(08年)、ポンプ車(10年)は、ともに全国準優勝と、悲願の全国制覇にあと一歩及ばなかった。だが32年前のメンバーが近くに住んでいて、指導してくれている。その伝統があるから、いまがある。今年こそ全国制覇を果たしたい」と百田分団長は胸を張った。前回の全国優勝を果たした鳥取・江府町消防団の得点は187点(芦辺地区第9分団は185・5点)、市大会と同じ得点を出せば、全国大会も圧勝できる計算が成り立つ。
小型ポンプの部は、前回の全国王者の石田地区第4分団(今年4月に第2分団第3小隊から改称)が出場し見事な操法を見せたものの、3位までに入ることができないハイレベルな戦いとなった。
その中で完璧な操法を見せたのが、長島の郷ノ浦地区第7分団2部だった。40秒の基準タイムに対して42秒81。悪天候で14チーム中12チームが45秒以上を要する中、最短タイムをマークした。総合審査でも減点が少なく、得点は180点。2位の芦辺地区第6分団(163点)、3位の同第8分団(155点)を大きく引き離した。
指揮者を務めた徳島良太さん(36)は「郷ノ浦地区の優勝は初めてなのでうれしい。長島の消防団は13人しかいないが、その分、抜群のチームワークを誇っている。家族の協力も絶大だし、何よりもみんなが操法を楽しんでいる雰囲気がこの結果につながったのではないか」と仲の良さをアピールした。
2次離島には消防署員がいないため、火災発生時には消防団員の責任、役割はより大きなものになる。「自分たちの地区は自分たちで守る」という自主防災意識の高さが、操法の練習に対しても一切妥協を許さない姿勢につながっている。
「1日1日を真剣に過ごしていけば、県大会でも良い結果につながると思っています」と、県大会で2大会連続8回目の優勝旗を、壱岐に持ち帰る決意を語った。

消防操法(圧倒的な強さを見せた芦辺地区第1分団)




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