© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20146/6

島内限定販売の商品開発を

syasetsu先日、長崎県内のデパートで北海道物産展が開催され、多くの人で賑わったことがニュースで取り上げられていた。デパートで開催される数多い催し物の中でも、北海道物産展は「鉄板行事」と呼ばれており、間違いなく集客効果が計算できるイベントだと言われている。
北海道は食の宝庫であるのは万人が承知しているし、イベント来客者にとって「北海道=美味しい」というイメージが出来上がっている。その時点で、イベントとしてはもう成功が確信されていると言えるだろう。
そんな北海道物産展なのだが、実際に出店者に取材してみると、「以前の半分も売り上げがない」という嘆きの声が多く聞かれている。「物産展に出品されている商品の大半は、インターネットなどでお取り寄せが可能になっているので、わざわざ物産展に足を運ばなくなってきた」というのだ。
その典型的な例が、一世を風靡した「生キャラメル」だろう。以前は、扱っている店が物産展に出店すると、そのデパートには開店前から長蛇の行列ができ、8階のイベント会場から階段で1階までお客さんが並んだという逸話もあった。だがいまでは行列などまったく見られない。
ネット通販だけでなく、東京にも直販店を出店したことで「いつでもどこでも買える」「北海道らしさがない」と、希少価値地域性がなくなり、お客さんに敬遠されるようになったのだ。
壱岐のおいしい食品は、いまや全国に流通しているし、ネット通販でも販売されるようになってきた。売り上げ増のためにも、まずは知名度を高めるためにも、このような販売戦略は極めて重要である。だが一方で、「この商品は直接、壱岐を訪れなくては絶対に手に入らない」という希少価値、強い地域性がある商品もまた必要なのではないだろうか。
壱岐を訪れる観光客の多い時期になってきた。「お土産は何を買えばいいですか?」と聞かれた時に、「これはここでしか買えないですよ」と薦められる商品がもっと欲しい。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20186/15

561人が壱岐路を疾走。第30回サイクルフェスティバル

壱岐サイクルフェスティバル(第30回壱岐サイクルロードレース、同壱岐チャレンジロードレース、第18回壱岐ジュニアチャレンジロードレース)が1…

20186/15

都会での経験は若者に有意義。

市、壱岐振興局、ハローワーク壱岐が市商工会に対して、高卒求人確保の協力依頼を行った。昨年に続いての要請で、地域活性化のためには1人でも多くの…

20186/15

対立候補支援業者の指名外しで、白川市長、中原副市長不起訴。長崎地検処分発表。

平成28年4月の壱岐市長選で当選した白川博一市長の対立候補を支援したことで、選挙後に市発注公共工事の指名競争入札から除外されたとして、市内の…

20186/8

KDDI「しまものラボ」、離島産品の発信サポート。

通信大手のKDDI株式会社は、壱岐市、市商工会、離島経済新聞社とともに5月23日から壱岐市で、離島事業者を対象とした「しまものラボ」を開始し…

20186/8

家庭生活は男女平等ですか?

23日から29日まで「男女共同参画週間」が実施される。 長崎県は2016年3月に第3次基本計画を策定し、女性が力を十分に発揮できる社会…

ページ上部へ戻る