地域情報

詐欺被害と予兆多発、注意! 県内上半期被害70件

県警本部は本年上半期のニセ電話詐欺被害の認知件数と被害額を発表。件数は昨年同期と同じ70件で、被害額は約6955万円と前年に比べ約5千万円減っているものの、壱岐署管内では5月末までにSNS型投資詐欺が3件(被害総額約2300万円)発生していることから注意が呼びかけられている。県内SNS型投資詐欺とロマンス詐欺を合わせた件数は88件で、被害額は約5億3千万円に上っている。
壱岐市内では6月に入り、60代女性の携帯電話に「あなたに財産を受け取ってもらいたい」という内容のメールが届き、手数料として電子マネーカードの購入を求められ、その番号を教えたことで被害が発生。
また、ほかの60代女性の携帯電話には、消防通信局を名乗る女から「あなた名義の携帯電話が詐欺に利用されている」と電話があり、直後に高知県警の警察官を名乗る者から電話があり、住所、氏名、家族構成を聞き出される事案が発生している。
さらに80代男性宅に沖縄県の業者から身に覚えのない健康食品が届き、その代金を請求される「送りつけ商法」と思われる事案も起きている。
今月に入って県下全域に総務省を名乗る自動ガイダンス音声で「電話が使えなくなります。詳しくは『1』を押してください」という詐欺の前触れ電話が掛かっている。総務省を名乗って信用させて、「あなたは犯罪に加担している」「裁判になる」などと不安にさせて解決金名目で金を騙し取る詐欺の手口と見られる。
電話で家族構成を聞き出したり、金を要求された場合は詐欺を疑い警察は相談するよう呼びかけている。

関連記事

  1. 「海の名人」に大久保照享さん イカ釣り漁一筋53年
  2. NHKラジオ公開収録 橋幸夫、門倉有希が出演
  3. 海にゴミを捨てないで 壱岐海上保安署が劇で呼びかけ
  4. 「ふるさと割」県農畜産品ネット注文で3割引 JAなど市内5業者が…
  5. 県の国境離島交付金事業費、総額54億9千万円を計画。雇用拡充策に…
  6. 50年に1度の大雨。寺の本堂が全壊。
  7. 一支国博物館指定管理者「乃村工藝社」が今年度で撤退。新指定管理者…
  8. 濱田さんに文武両道賞。空手道スポーツ少年団。

おすすめ記事

  1. 「蛇」にまつわる名所を観光 一支國研究会がバスツアー
  2. 昭和30年代の地図を手作り 賑いの様子を後世に、勝本町の鳥巣さん
  3. 「思い出よみがえった」 壱岐高煌雪祭で甲子園写真展

歴史・自然

PAGE TOP