「県犯罪のない安全・安心まちづくり推進県民会議」(会長・大石賢吾知事)は6月11日、長崎市内のホテルで総会を開き、地域の見守り活動など犯罪抑止に貢献した地域賞10団体を表彰。本市から昨年度の柳田地区公民館に続いて、渡良地区まちづくり協議会(長島武会長)が選出された。県犯罪のない安全・安心まちづくり宣言申込団体は県内で410団体ある。
同まち協は、毎週月曜日の通学路での挨拶運動や放課後の見守り広場など子どもたちの見守り活動、長期休暇中の防犯パトロールや通学路危険箇所の看板設置などの防災・防犯活動、通学路のごみ拾いや花いっぱい運動などの環境美化活動、高齢者の閉じこもり防止や社会参加を促す渡良いきいきサロンの実施など、地域の福祉向上に取り組んでいる。また75歳以上を対象にタクシー利用運賃の助成も行い、車を所有していない高齢者世帯等も安心して暮らせるまちづくりも行っている。
大島利通集落支援員は「今回の受賞を励みに、今後も継続して取り組んでいきたい」と受賞の喜びを語った。