歴史・自然

日本最古イエネコ骨、線刻文字土器 「カラカミ遺跡の全貌展」で展示 1月9日まで 一支国博物館

一支国博物館の第62回特別企画展「カラカミ遺跡の全貌展」が11月25日に1階テーマ展示室で開幕した。来年1月9日まで。観覧無料。勝本町立石東触の標高80㍍前後の小高い丘陵に作られた弥生時代の集落「カラカミ遺跡」は2011年から20年にかけて市教育委員会が実態解明調査を実施。15年には国内最古の地上式周提付炉、イエネコの骨、17年には国内最古となるベンガラ焼成炉、国内初出土の「周」文字線刻遼東系瓦質土器などの新たな発見が続いた。展示では281点の遺物などから、原の辻や車出とは違い、鉄製品や丹塗り土器など積極的に「ものづくり」に取り組んでいたカラカミ集落の新たに判明した特徴を紹介している。

関連記事

  1. 約1万点の土器片見つかる 車出遺跡群田ノ上地区
  2. 韓半島東南部から対馬経由で持ち込みか 原の辻遺跡の国内初例 馬…
  3. 海面へ一直線 大型海鳥 カツオドリ
  4. 半城湾の陸上いけすにサンゴ 未解明の産卵示す裏付けか
  5. 美しい海を目指して 壱岐高生徒がアイデアコンで発表
  6. 本物の人面石展示 一支国博物館
  7. 黒崎砲台解体の写真など 原の辻ガイダンスで展示
  8. 原の辻で洪水?車出は政治の拠点? 原の辻復元建物で歴史講座

おすすめ記事

  1. 壱岐高男子剣道部が席巻 佐世保地区学年別大会
  2. どうぶつ基金が市に協力要請 篠原市長「一緒にやっていきたい」
  3. 初纏で防火祈願  ―消防出初式―

歴史・自然

PAGE TOP