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県高校駅伝で壱岐勢活躍。諫早・田中、鎮西・渡野が全国へ。

第72回県高校駅伝大会が6日、雲仙・小浜マラソンコースで開かれ、男子は7区間42・195㌔に41校、女子は5区間21・0975㌔に23校が出場した。

男子の壱岐は1区井手聖貴(2年)が8位の好スタート。2区以降も上位をキープし、4区山本直生(2年)は区間6位で3人抜きの快走。アンカー大野彪雅(2年)は区間16位ながら1つ順位を上げて、昨年の13位からジャンプアップする総合8位入賞を果たした。

男子・壱岐商は昨年に続いて1区を任された中辻颯人(3年)が15位に健闘したが、2区以降で次第に順位を下げて、昨年の22位から6ランク後退の28位だった。

女子の壱岐は1年生2人、2年生3人の若いメンバー構成で臨み、エース区間の1区で土肥さくら(1年)が9位と健闘を見せると、2区山口凜(2年)、3区大井陽香理(2年)がともに区間6位、4区福山恵加(1年)は区間5位で総合6位まで順位を上げた。アンカー徳島未羽(2年)は区間8位で1つ順位を落としたものの、全員が区間1けた着順と安定した力を見せて、昨年と同じ総合7位入賞を果たした。

目覚ましい活躍を見せたのが壱岐出身者。女子優勝の諫早の4区にチーム唯一1年生の田中咲蘭(芦辺中出身)が抜擢され、9分49秒の区間賞。区間2位に25秒差をつける快走で、連覇に大きく貢献した。

女子3位の鎮西学院のアンカーには末永笑愛(2年=郷ノ浦中出身)が起用され、区間3位の走りを見せた。

男子優勝の鎮西学院の1区は渡野幹大(3年=勝本中出身)が34分01秒の区間賞でチームに勢いを与え、チームを3年ぶり優勝に導いた。

新型コロナウイルスのため男女上位3校が出場していた九州大会は中止になったが、田中の諫早、渡野の鎮西学院は12月20日に京都で行われる全国高校駅伝への出場を決めた。

【男子総合順位】①鎮西学院2時間10分21秒⑧壱岐2時間25分21秒(1区井手聖貴区間8位34分29秒、2区竹下大貴10位9分56秒、3区市村渉真11位27分56秒、4区山本直生6位27分59秒、5区川富剣心8位10分22秒、6区長畑飛呂8位16分58秒、7区大野彪雅16位17分41秒)壱岐商2時間39分50秒(1区中辻颯人15位34分55秒、2区山川真宗32位11分10秒、3区小水知朗26位30分12秒、4区小水優35位32分49秒、5区山田瑠輝31位11分58秒、6区谷口晴大23位18分27秒、7区松永悠佑40位20分19秒)

【女子総合順位】①諫早1時間10分09秒⑦壱岐1時間19分11秒(1区土肥さくら9位22分34秒、2区山口凜6位15分09秒、3区大井陽香理6位11分04秒、4区福山恵加5位11分06秒、5区徳島未羽8位19分18秒)

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