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印通寺~唐津航路の改善策検討 県離島航路対策協議会分科会

県離島航路対策協議会「印通寺~唐津航路」分科会(会長・篠原一生市長)が1月27日、市役所石田庁舎で開かれ、赤字が続いている同航路の現状報告、課題分析、改善の方向性が話し合われた。会議は本年度中にもう一度開き、改善計画を策定する。
同航路は指定区間のサービス基準に基づき、ドック配船時以外は1日5往復を運行している。運賃は一般片道2550円、島民割引片道910円、往復1730円。令和6年の輸送人員11万3268人で、コロナ禍以降、毎年伸びているものの、コロナ前の水準までには回復していない。1便あたりの輸送人員は20人台から40人台前半となっている。6年の自動車航走台数は4万2044台で、コロナ禍以前よりも増加している。
だが令和6年の収支は2億1252万円の赤字で、4~6年はいずれも2億円以上の赤字を計上し、他航路の収益で賄っている。事務局は「今後は船体老朽化による修繕費の増加や人件費、燃料費などの高騰が予想されることから、経営状態はさらに悪化する可能性が高い」とした。
利用者ニーズについては「日常的に利用する市民は少なく、部活動の団体移動など限定的な利用が多い」「車両航走料は令和7年に値上げされ、更なる値上げには反発の可能性がある」と分析した。
その上で考えられる改善策として▽通年での減便または季節・曜日ダイヤの導入▽官民連携による補助航路化の検討▽企画乗船券や情報発信強化などを検討▽旅客定員の見直しによる保険料等の削減▽唐津港での路線バスとの接続などを提案した。
委員からは「航路をなくさないことが何よりも肝心」「官民連携で進めないと解決しない」「島内でのレンタカー料金と航走料金の比較が重要になる」「唐津から長崎へのバスの復活が望まれる」「子どもの遠征にこの航路はどうしても必要だが、曜日による減便は検討の余地がある」などの意見が出た。

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