10月2日に開催される第1回壱岐ウルトラマラソンのゲストランナーとして、国内女子ウルトラマラソンの第一人者で市民ランナーの望月千幸さん(29)の出場が決まった。
望月さんは本県出身、松浦高校卒業。別府大分毎日マラソンで2011年から15年までに優勝4回を記録する一流のマラソン選手である一方、13年からはウルトラマラソンにも挑戦。サロマ湖100㌔ウルトラマラソンは13年に50㌔で優勝すると(100㌔はオープン参加で最高タイム)、14年は100㌔7時間55分09秒、15年は同7時間36分39秒で2連覇を達成。6月26日に行われた今年の同大会は8時間08分56秒で4位だった。
また14年IAU(国際 ウルトラランナーズ協会)100㌔世界選手権カタール・ドーハ大会には日本代表選手として出場し、7時間38分23秒で銀メダルを獲得。団体戦でも日本を2位に導いた。「100㌔マラソンの女王」の異名を持つ世界的なウルトラランナーが、壱岐での第1回大会を盛り上げる。
また、来年1月8日に開催する第31回壱岐の島新春マラソン大会には、最強の市民ランナーで、陸上世界選手権大邱(11年)、モスクワ大会(13年)マラソン日本代表、14年仁川アジア大会銅メダリストの川内優輝さん(29=埼玉県庁)がゲストランナーとして参戦することも決まった。
川内さんは毎月1回程度のペースでフルマラソンを走破。それ以外にも毎月2回程度は全国のハーフマラソン大会などにゲストランナーとして出場している。壱岐の島新春マラソンへの出場は初めて。
川内さんの自己ベストは、フルマラソン2時間08分14秒、ハーフマラソン1時間02分18秒、10㌔は29分02秒33。