「7月1日は壱岐焼酎の日」乾杯イベント(壱岐商中委員会主催)が1日、郷ノ浦町の壱岐酒類販売協同組合倉庫前広場で行われ、白川博一市長、松尾明彦壱岐振興局長、各酒造メーカー関係者ら約100人が集まり、午後7時01分、一斉に乾杯の声を上げた。
7月1日は壱岐焼酎が世界貿易機関(WTO)に地理的産地指定認可されたのを記念して、日本記念日協会が9年前に「壱岐焼酎の日」と定めた日。壱岐焼酎委員会(森山浩幸委員長)は消費拡大と壱岐のPRのために、今年は福岡でも乾杯イベントを実施。天神の居酒屋「漁火」には中原康壽副市長らが駆けつけ、両会場をインターネット回線で結び、動画を活用して同時に乾杯を行った。
乾杯の音頭を取った白川市長は「県の市長会の会合などで『壱岐市長がおらすのだから、乾杯は壱岐焼酎にせんばならんね』と言って頂けるようになった。それだけ条例化のインパクトは大きかったのだと思う。乾杯用のグラスもできたので、“壱岐焼酎で乾杯”は今後ますます広まっていく」と期待を込めた。