勝本町の原田酒造有限会社「アイランドブルワリー」は今月から、長崎市のプレミアムホテル「長崎マリオットホテル」で、同ホテルとコラボレーションしたビールの提供を始めている。
同ホテルは、JR九州ホテルズアンドリゾーツ株式会社が運営し、九州初のマリオットホテルとして今年1月に長崎駅の隣に開業した。稲佐山を臨むロケーションに「客船」をモチーフにした外観が、長崎らしさと異国文化を表している。
提供されるビールは、アイランドブルワリーの主力商品の▽ゴールデンエール▽ゆず麹エール▽IPAの3種類。「造り手の想いと創意工夫を込めた」ビール造りの姿勢や白麹を用いた上品質のビールを製造していること、さらに魚に合うというコンセプトもあり、ホテル側からコラボレーションの提案があったという。
ラベルは「和華蘭」をイメージしたデザインで、長崎独自の文化を表現している。
原田代表(49)は「九州初となる長崎マリオットホテルが提供される極上のもてなしの中で、壱岐島の歴史と自然に育まれたアイランドブルワリーのクラフトビールがお客様の特別な時間に寄り添うことを願っています。この素晴らしいご縁が、壱岐島を訪れるきっかけになることを願っています」としている。