地域情報

イベント情報を集約 主催側の広報の労力軽減に一役 「壱岐カレンダー」

郷ノ浦町のテレワーク施設「クロスポート武生水」は、市内のイベント情報をネット上にまとめた「壱岐カレンダー(β版)」を作り、無料公開を始めている。
イベント情報を一元化することで、イベント参加者の利便性を向上するほか、主催者側が企画する際の日時や場所の選定、他の団体との共催などを手助けするのが狙い。
クロスポート武生水の代表で同カレンダー編集長の秋山卓司さん(58)は以前、イベントを計画しようとした時、同じ時期にほかのイベントがあるか調べる手段が少なく苦労したという。また、小規模の団体やグループでは、イベントの告知など広報活動に費やせる労力や費用に限りがあることから、情報を集約したサイトの必要性を感じた。
今後もボランティア団体の無料イベントは無料掲載を続ける予定だが、営業目的や有料イベントの掲載など有償掲載やスポンサーの募集も模索しており、サイトの運営費に充てることも視野にある。継続可能な収支の目処がたち次第、今後設立するNPO法人に運営を引き継ぐ予定。
秋山代表は「壱岐には小さなコミュニティによって支えられている活動やイベントが数多くあり、壱岐の隠れた財産だと思う。しかし、関心のある人にうまく伝わっていなかったり、担い手不足によって存続が難しくなっているものも少なくない。壱岐カレンダーの取り組みが島内のコミュニティという縦の糸をつなぐ横の糸になれればと思う」としている。
壱岐カレンダー(https://ikical.com)についての問い合わせは事務局(☎050‐5211‐5434、メールcrossport@xmo.jp)へ。またフェイスブックにグループ「壱岐カレンダー」が立ち上がっている。

関連記事

  1. 壱岐高校歴史学専攻の8人が奈良大創立50周年記念特別賞。全国高校…
  2. 4月19日の週から到着予定。高齢者向けコロナワクチン。
  3. 「そうなんだ」「わかる」女性に好感持たれる金言
  4. イエマチに『海の生き物』 勝小児童が壁画に挑戦
  5. そのぎ茶を堪能。春満載ランチ開催。
  6. 酒類鑑評会「初代嘉助」が金賞。創業120周年 壱岐の華。
  7. 壱岐市のギネス記録破られる
  8. 空港滑走路延長には難色、後継機にATRを検討。壱岐市から県知事要…

おすすめ記事

  1. 壱岐ブレイブス九州大会へ 江口主将「1試合でも多く勝つ」
  2. 壱岐の子ども2607人 高齢者は9364人、高齢化率40%に
  3. 盛況に郷ノ浦八日市 子どもたちの手にカーネーション

歴史・自然

PAGE TOP