© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20192/1

ケーブルテレビ問題の説明を。

市ケーブルテレビ施設の指定管理者交代に伴う業務引継ぎが、一向に進んでいない。昨年の市議会9月会議で新たな指定管理者として光ネットワーク株式会社(熊本県)の指定が議決された。4月の管理者交代が迫ってきたが、1月末になっても動きが見えない。現指定管理者の関西ブロードバンドは、定められた業務以外にインターネット契約の顧客獲得、IP電話の設置、放送設備の拡充を行ってきた。これらの権利の帰属に関して、市と意見が相反している。現在は双方が弁護士を通じて話し合いを行っている段階だ。

通常、プロバイダー(インターネットへ接続するサービスを提供する会社)が廃業・撤退をする場合は、その顧客は新たなプロバイダーへ有償で譲渡される。だが市と指定管理者との契約ではそのような事項が設定されていないし、指定管理者の交代がこの「譲渡」に当たるのかは微妙な問題だ。新たなプロバイダーは、以前のID、パスワード、料金支払口座などの情報が移行されなければ、スムーズな引継ぎができない。IP電話に接続しているターミナルアダプターの一部は関西ブロードバンドのレンタル機器であり、所有権が利用者にはない。またテレビ番組編集などに使用している機器にも、関西ブロードバンドの所有物がある。この複雑な状況の詳細が契約書に記されていないことが問題の根源になっている。契約書の不備とも言えるが、いまは責任追及よりも移行が正常に行われることが何よりも重要だ。

白川博一市長は「市民に迷惑をかけることは絶対にしない」と明言。関西ブロードバンドも「契約者の不利益にならないようにする」と話している。両者の言葉を信じれば、インターネット回線が一時的に切断されるという最悪の事態は避けられるはずだが、市民が不安を感じていることは間違いない。弁護士を介しての議論の途中ではあっても、市民への丁寧な説明が何よりも重要ではないだろうか。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

201911/15

韓国民族舞踊など披露。第21回日韓国際交流文化祭

第21回日韓国際交流文化祭(市文化団体協議会主催)が4日、壱岐の島ホールで開かれ、韓国伝統芸能と壱岐芸能のコラボレーションを約300人が楽し…

201911/15

航空路維持はまだ安心できない。

壱岐市からの知事要望、県中学駅伝と2週続けて長崎本土に取材に出向いた。知事要望は県庁で午前11時から、中学駅伝は諫早で午前10時50分のスタ…

201911/15

女子・芦辺が中学統合後の最高順位4位で入賞。県中総体駅伝大会

県中学総体の第61回男子駅伝競走大会(6区間20㌔=1・6区4㌔、2~5区3㌔)と第36回女子同大会(5区間12㌔=1・5区3㌔、2~4区2…

201911/8

多彩なイベント開催。ごうのうらひろばの日

郷ノ浦商店街の秋祭り・ごうのうらひろばの日が3日、壱岐の島ホールで開かれた。 開会を飾ったのは「いき伴」。「認知症になっても安心して暮…

201911/8

沈黙は容認と受け取られる。

1日に本市で開かれた県原子力安全連絡会は、玄海原発のUPZ(30㌔圏内)に入る松浦、佐世保、平戸、本市の4市が原子力防災や安全対策などの情報…

ページ上部へ戻る