市がインターンシップ(就業体験)として受け入れている法政大学専門職大学院イノベーション・マネジメント研究科1年の台湾人留学生、ポン・イエン・ウェイさん(26)が1月21日、白川博一市長を表敬訪問した。
市と法政大は平成27年度からインターンシップの受け入れ協定を結んでおり、ポンさんは4人目。1月21日から2月17日まで市観光連盟、市地域振興推進課、市政策企画課でインバウンド推進業務などに取り組んでいる。ポンさんは「いまは東京に住んでいるが、生まれ育ったのは壱岐のような台湾の小さな町。都会と違う生活から、いろいろなことを学びたい」と話した。猿岩、鬼の足跡、月読神社など壱岐の名所を回り「台湾の寺院は色遣いや飾りが派手だが、壱岐の神社は見た目が素朴で興味深い。観光パンフレットやホームページの台湾版を作成して、壱岐の名所などを台湾に紹介していきたい」と業務への意欲を語った。
白川市長は「短い期間だが、壱岐の自然、食、歴史を満喫してもらいたい」と歓迎した。