© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20191/4

アスパラ生産にIT導入。SDGsは壱岐の未来予想図。自動運転車ドローンも。

未来都市のタイトルは「壱岐活き対話型社会『壱岐(粋)なSociety5・0』」、モデル事業は「Industry4・0を駆使したスマート6次産業化モデル構築事業」。言葉は難解だが、目標としているのは2030年の壱岐市の将来像であり、「先端技術を積極的に取り入れ、少子高齢化などの社会的課題の解決と、基幹産業である1次産業を中心とした経済発展を両立する。様々な人や情報につながることで、あらゆる課題に対応できるしなやかな社会を作るとともに、一人一人が快適で活躍できる社会を目指す」との説明なら判りやすい。具体的な5つのイメージとして①1次産業へのIT導入②自動運転電気自動車で高齢者の移動サポートと大気汚染の軽減③若者から高齢者まで幅広い交流④風力エネルギーと蓄電化の推進。木質バイオマスや焼酎かすを使った再生可能エネルギーの研究⑤外部から多様な知恵を取り込む、などを挙げている。

1月下旬からアスパラのハウスにセンサーを設置してデータ収集を行う。地域振興課の篠原一生係長は「農業のスマート化(IT化)はトマト、イチゴでは進んでいるが、アスパラは生産者の経験、勘で行っている部分が多い。ハウスごとの収量のデータを10月の収穫まで収集し続けAIで分析し、収量の差をもとに経験や勘の部分を目に見える形にする」と実証実験の第一歩について話した。さらに「データがまとまりフィードバックすれば、労働の負担低下、出荷量の30%増が期待できる。将来的には自動潅水システム、収穫ロボットの導入なども検討していきたい」と将来像を描いた。

ドローンによる収穫物の運搬は、今年の収穫時から実験できる見通し。現在、企業と連携して開発しているドローンは40㌔程度の荷物を運搬可能で、手動による操作であれば現在の法制下でも運転できる。自動運転車は実用化には法改正が必要だが、実証実験は今年からでも可能だ。篠原係長は「ともに2021年からの実用化を目指している。農産加工場の誘致が実現できれば、出荷場に生産物を運び、その残渣を加工場に自動運搬して、スープなどの加工品を作り6次産業化を目指す。自動運転車はバスを実用化できれば、生活弱者救済のための地域公共交通網の整備にも貢献できる」と話した。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20193/22

壱岐初の朝食漁師レストラン「かもめの朝ごはん」開店。

壱岐で初めての漁師レストラン「かもめの朝ごはん」が16日、郷ノ浦漁協セリ市場に隣接した一角で開店した。運営は壱岐美食企画(永村義美代表)。有…

20193/22

島外の生活を知ることも重要。

3月は別れの季節。県振興局や教職員の人事異動、島外に進学・就職する高校生らが、七色の紙テープに見送られながら港から島を去っていく。何度経験し…

20193/22

福岡市が博多駅~博多港間のロープウェー計画断念。本市の観光誘客にも大きな痛手。

福岡市議会は13日の3月議会最終本会議で、博多駅と博多港を結ぶロープウェー計画を検討する5千万円の予算を削減した、新年度予算案の修正案を可決…

20193/15

アンパンマンに大歓声。JA壱岐市がショー開催。

JA壱岐市は3日、芦辺町の壱岐家畜市場多目的集出荷場施設内で「JA共済アンパンマン交通安全キャラバン」を開催。午前中の第1回公演には400人…

20193/15

天井が低い大谷体育館。

2、3日に開催されたスプリングカップ中学生バレーボール大会には、島外からも多くの参加があり、男女ともに地元の芦辺が優勝して盛り上がった。残念…

ページ上部へ戻る