開幕まであと100日を切った長崎がんばらんば国体・がんばらんば大会を盛り上げようと、「壱岐を元気にする会」の久保田恒憲会長(63)が県国体実行委員会の募集した「応援事業」に2大会を登録、「おもてなし活動宣言」の輪を広げる活動に取り組んでいる。
「応援事業」は登録することによって、各種スポーツ大会などに「長崎がんばらんば国体・長崎がんばらんば大会応援事業」の呼称を使用し大会をPRすると同時に、「がんばくん賞」としてがんばくんぬいぐるみの賞品と賞状を授与することができる。久保田会長は5日に開催された「郷ノ浦町老人スポーツ大会」と、8月10日に開催予定の「全壱岐少年少女空手道大会」を同事業に登録した。
「おもてなし活動宣言」は登録証として配布される「がんばくん・らんばちゃんのおもてなしバッジ」を身につけて、会場の清掃活動や花いっぱい運動に取り組み、登録団体は「おもてなしのぼり」を掲げるもので、久保田会長の勧めで、壱岐では10団体以上が登録を行っている。
久保田会長は「国体の機運が盛り上がっていないと言われているが、実行委員会では様々な取り組みを行なっているので、まずは市民1人1人ができることから参加していくことが大切なのではないか。スポーツ大会、文化イベント、作品展など、がんばらんば国体・大会終了までに開催されるイベントの多くは応援事業に登録が可能だし、「おもてなし活動宣言」も団体が申請を出せばほぼ登録が認められる。のぼりを島内の至るところに立てましょう」と呼びかけている。