© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

201711/17

J1昇格V・ファーレンの今後。

サッカーJリーグのV・ファーレン長崎が、11日のカマタマーレ讃岐戦に3‐1で勝利し、シーズン残り1試合を残してJ1自動昇格の2位を確定した。2013年にJ2入りし、いきなりプレーオフ圏内の6位になってから5年目のJ2シーズン。ついに悲願のJ1入りをホームで決めて、クラブ史上最高の2万2407人のサポーターと喜びを分かち合った。
壱岐は福岡の経済圏にあるが、スポーツに関しては小学校から高校までのつながりがある長崎が、やはり地元になる。本市のサポーターにまずはお祝いを申し上げたい。
だが今後は決して楽観視ができない。長崎はすでにJ1ライセンスを取得しており、ホームスタジアム(トランスコスモス長崎)の設備に関しては問題ないが、立地面から茂里町に建設予定の球技専用スタジアムへの移転問題はまだ解決していない。「育成年代の整備」「財務・法務」も不足している。
特に財務面でJ1には「3年連続赤字で降格」という規定がある。長崎は16年度決算で1億2千万円の赤字を計上し、約3億円の累積赤字を抱える経営難に陥った。不透明な経営問題も露呈した。今年3月には筆頭株主である地元企業のジャパネットが、株式100%取得により子会社としたことで経営難を乗り越えたが、赤字体質自体が完全に解消されたわけではない。
私は北海道のスポーツ新聞の記者として、コンサドーレ札幌がJ2で勝っている時は観客が集まるが、J1に昇格して負け続けると次第に寂しくなってくるスタジアムを見てきた。「負け試合は見たくない」というファン心理を解消することは本当に難しい。戦力補強のため地元に愛着のある選手を切り、外国人選手を多く入れることが多いが、それがまたファン離れを招くケースもある。
V・ファーレンがJ1で定着していくためには、本市をはじめとした県内離島がユースチームやスクールにより密接に関与できるシステムづくりが必要だ。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

201810/19

自動運転特区に名乗りを。

日本の株式市場で時価総額トップのトヨタ自動車と、2位のソフトバンクが自動運転やライドシェアなど次世代の移動サービス事業で手を握った。4日、豊…

201810/19

割石前団長が急きょ辞任~新消防団長に岩永章さん。若者に魅力ある消防団を目指す。

市は12日、市消防団長に岩永章元副団長(65=農業、郷ノ浦町在住)を任命し、白川博一市長が委嘱状を手渡した。11日に割石賢明団長(66)が退…

201810/12

女子郷ノ浦が4連覇。男子勝本は全員区間賞。市中体連駅伝大会

市中学校体育連盟駅伝競走大会(男子55回、女子38回)が4日、筒城浜ふれあい広場ジョギングコース(1周1000㍍)の周回コース(男子6区間2…

201810/12

もしもの航路問題に備えて。

決して対岸の火事とは言えない出来事だった。上五島町の五島産業汽船が2日、全4航路で突然の運行停止となった問題だ。同社の負債総額は関連会社も含…

201810/12

イルカパーク入園者100万人~10月7日、オープン23年目で達成。再整備 も着手へ。

勝本町の壱岐イルカパークは7日、入園者100万人達成記念セレモニーを開いた。同園は平成7年4月1日にオープン。原則として年中無休で営業を続け…

ページ上部へ戻る