地域情報

一対の河童石像が完成 湯本・伏見稲荷神社

湯本きばろう会(原英治会長)は4日、湯本・湯の山公園にある伏見稲荷神社の新築落成式と、河童の証文石横に設置した一対のかっぱ石像の除幕式を行い、地元住民ら約40人が参加した。
公園の一角の小高い丘の上にある伏見稲荷神社は、五穀豊穣、商売繁盛、水難事故防止などの守り神として、2百年以上前から地域の人々によって祀られてきた位の高い神社。その境内にある「河童の証文石」は、昔、ひどい悪さをする河童の手を村人がもぎ取り、二度と悪さをしないよう約束させて、その手と交換に書かせた証文で、石の表面に河童の爪痕が残っていると言われている。
同会は、「いき 湯がっぱ 海の駅」とともに湯本の観光スポットとして広く伝えていくために、神社を再建、赤い鳥居を8本建立。証文石だけだと判りにくいため河童の石像を一対設置した。
原会長は「社殿や鳥居は少ない予算の中、地域の人たちが手弁当で手作りしてくれた。石像は県のがんばらんば長崎の予算で建立してもらった。皆さんの恩に報いるためにも、湯本に多くの観光客が来てくれるよう、河童くん、これからもよろしくお願いします」と石像に水を掛けて拝んだ。

 

関連記事

  1. TOKIOが壱岐をPR。「鉄腕!DASH」11日放送。
  2. 高校生の文化芸術祭。壱州祭20日まで開催。
  3. 観光拠点整備へ。遊覧船発着所も移転。勝本浦に埋立計画。
  4. 田河小学校で運動会。全18校で無事に開催。
  5. バレーボール元日本代表 新鍋理沙さん 田河小でクリニック
  6. 離島甲子園で本市が準優勝。全国離島交流中学生野球大会
  7. 壱岐高ヒューマンハート部でSクラブ入会式
  8. 最大関心事は新市庁舎建設 4議員から一般質問集中 市議会12月定…

おすすめ記事

  1. 今年の人身事故8件 市交通安全協会
  2. 中総体県予選に初出場、3位に 空手道クラブチーム修練会
  3. 「壱岐の魅力は日常に」 協力隊長澤さんが活動報告会

歴史・自然

PAGE TOP