スポーツ

バレーボール元日本代表 新鍋理沙さん 田河小でクリニック

女子バレーボール元日本代表選手の新鍋理沙さん(32)の小学生を対象にしたバレーボールクリニックが1月28日、田河小学校体育館であり、田河男子ジュニアバレーボールクラブの児童9人が参加した。
新鍋さん(身長173㌢)は2012年ロンドン五輪の銅メダリスト。久光製薬スプリングス(現・久光スプリングス)の選手として出場し優勝した17年のアジア選手権では最優秀選手に選ばれている。
20年6月に現役を引退し、現在は久光の運営会社「SAGA久光スプリングス」の所属アスリートとして、バレーボールクリニックを開催。バレーボールの技術や楽しさを伝えている。田河小での開催は久留米市に続いて2か所目。
田河男子ジュニアバレーボールクラブは昨年4月に発足。現在6年生1人、4年生8人が所属している。クラブの前後援会長、齋藤正太郎さん(34)が昨年6月、「コロナでイベントができなかったので、子どもたちの思い出作りになれば」と、クリニックの募集に応募していた。
クリニックで新鍋さんは、ストレッチの仕方から、レシーブ、トス、スパイクの基本を指導。最後には試合形式のゲームに自身も参加し、子どもたちと保護者ら皆でバレーの楽しさを分かち合った。
質疑応答では、子どもたちがレシーブやスパイクのコツ、家でできるトレーニング方法など質問。新鍋さんは「レシーブは腕を引くことで勢いをなくして自分でコントロールすることが大事。スパイクは、どこが一番高く打てるか練習でつかむことが大事」などとアドバイスした。
岡田旭生さん(4年)は「スパイクを一番高い打点で打つということが印象に残った。試合に出たら今日の事を生かして勝ちたい」と話した。
新鍋さんはクリニックを終え、「すごく一生懸命に取り組んでくれて私も楽しかった。壱岐はパワースポットがいっぱいあると聞いたので、また時間があったら来たい」と話した。また、壱岐の子どもたちに「楽しくやりながらも基礎はしっかりやってほしい。先生の言うことをよく聞いて、好き嫌いせずよく食べて、健康に元気にバレーボールに取り組んでほしい」とメッセージを残した。

 

関連記事

  1. 壱岐ゆかりの芸術家たち展 19日まで一支国博物館で開催 
  2. 花雲亭で新年初釜 市指定有形文化財
  3. 感染症警報を継続 ヘルパンギーナ
  4. 壱岐から岩井さんが初出場 身体障害者野球大会
  5. 壱岐JrがリレーB決勝7位。全国小学生陸上競技交流大会
  6. 親子で月見だんご 原の辻ガイダンス
  7. 岩本親子がファミリー3連覇。壱岐の島新春マラソン大会
  8. 愛知など12チーム参加 一支国ソフトバレー

おすすめ記事

  1. 壱岐ブレイブス九州大会へ 江口主将「1試合でも多く勝つ」
  2. 壱岐の子ども2607人 高齢者は9364人、高齢化率40%に
  3. 盛況に郷ノ浦八日市 子どもたちの手にカーネーション

歴史・自然

PAGE TOP