© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20149/12

もう一度訪れたい壱岐に

syasetsu 「おもてなし」の基本は、自分がそれを受けた時にどのような気持を抱くかにある。「観光」は、自分が旅行に出掛けた時に感じた「感激」を、自分たちの町でも観光客に対して実践しているか、「不満」を「他山の石」としているのかが重要だ。
先日、富山県へ旅行へ出掛けた。チケットを買うため富山地方鉄道の窓口で先客に続いて並ぶと、奥にいた背広姿の職員が走ってきて、閉まっていた隣の窓口をすぐに開けた。「大変にお待たせ致しました。どうぞこちらの窓口をご利用ください」。じつに気持ちが良かった。
壱岐の交通機関の窓口に長い行列ができていて、2つの窓口で開いているのは1つだけ。奥には職員が何人かいる、という光景を見掛けたことがある。職員にはそれぞれ仕事があるのだろうが、事情を知らない観光客はガラス越しに「暇そうなのに」と見えてしまう。
富山駅観光案内所に立ち寄ると満面の笑みで迎え、様々な提案をしてくれた。「バスは後ろのドアから乗車し、降りる時にブザーを鳴らして、210円をお支払い下さい。両替機が付いていますので、小銭をお持ちでない時には、先に両替しておくと便利です。いまから停留所に行かれますと、ちょうど5分ほどでバスが来ます」。
地元の人には当たり前の習慣であっても、初めてその土地を訪れた人には戸惑うことも多い。バスの乗降はその代表的なものだが、旅人の気持ちになって教えてくれた。
高志の国文学館という博物館を訪れた時に、案内係に軽い気持ちで素朴な質問したところ、すぐに答えが出せないものだった。すると「後ほど学芸員から連絡をさせますので、よろしければ電話番号を教えて頂けますでしょうか」と聞かれ、その日のうちに学芸員本人から電話をもらった。徹底した利用者サービスだった。
壱岐では観光客に対して、どれだけ徹底したおもてなしを行っているだろうか。官民一体となって、すべての面で見直してみることが必要ではないか。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20185/18

ツマアカスズメバチ、新たに1個体捕獲。

九州地方環境事務所は11日、壱岐市内で8日に特定外来生物であるツマアカスズメバチ1個体を捕獲したと発表した。 市内では昨年9月に初めて…

20185/18

「ウエストリー」に見る地方創生。

「WESTORY」(ウエストリー)というブランドを聞いたことがあるだろうか。長崎県北部にある3つの老舗縫製工場が昨年10月に立ち上げた、メイ…

20185/18

日本初の無人機実証実験。国境監視、海難救助に期待。

米国の遠隔操縦航空機大手ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ(以下、GA社)は10日、壱岐空港を拠点に無人機「ガーディアン…

20185/11

1年間の豊作を祈願。献穀田お田植え祭

県神社庁壱岐支部(榊原伸支部長)は4月30日、芦辺町箱崎大左右触の佐肆布都(さしふつ)神社神田で、献穀田お田植え祭を開き、約130人が参加し…

20185/11

フェイスブックの有効な活用を。

壱岐市役所のフェイスブックページが4月27日に開設された。「自治体や首長もSNSを利用して積極的に情報発信をすべきだ」との要望は、これまで市…

ページ上部へ戻る