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広島経済大学陸上競技部が合宿 インカレ王者ら選手12人、原の辻などで走り込み

世陸銅メダリスト 尾方監督「合宿にいい環境」

広島経済大学陸上競技部の選手12人が10~15日、本市原の辻遺跡周辺や筒城浜ふれあい広場ランニングコースで合宿練習を行った。同大陸上部の壱岐合宿は初めて。県スポーツコミッションと壱岐市が共同で誘致し、県のスポーツ合宿拠点づくり推進事業補助金などの交付を受けている。
同部は4月からのトラックシーズンに向けての鍛錬を目的に来島。尾方剛監督は世界陸上2005年フィンランド・ヘルシンキ大会フルマラソンの銅メダリスト。「昨年視察に来て、車も少なく合宿に集中できる環境がいいなと思いチームを連れて来た。毎年冬季は合宿していて、去年は山口県防府市だったが環境を変えたいなということもあり、誘致活動をされていて補助があるというのも(壱岐を選んだ)理由の一つ」と評価。「1㌔周回のタータンコースも他ではなかなかとれないし、ロードもアップダウンもある。車も少なくてストレスなく走れるコースで良い環境だと思う。夕食は皆感動していた。特に魚が美味しくて必要以上に食べていましたね」と話した。
同部副主将の東秀太さん(3年)は、昨年9月の第93回日本学生陸上競技対校選手権大会八百㍍で、大会新記録(1分46秒83)をマークして優勝。1500㍍でも3位に入った。
今年9月の東京世界陸上を見据えて練習に取り組んでおり「八百㍍で日本記録を更新して出場したい」と語った。壱岐での合宿については「信号が少なく走りやすくて、陸上の練習に専念できて合宿するには良い環境だと思う。質の高い練習を積んで広島に帰れたらと思う」と語った。

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