壱岐商業高校(戎野和幸校長、193人)の情報処理科の生徒が6日、体育館で全校生徒を前にプログラミングしたドローンの飛行ショーを披露した。
同校は本年度、文部科学省の高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)の採択を受けている。11月からドローンスクール「マリンフライト」(田山久倫代表、芦辺町)を外部講師に招き、情報処理科の1、2年生61人がドローン技術者育成支援講座やプログラミング講座を受講。農業や観光など様々な分野での活用が期待されるドローンの先進技術を学んできた。
この日ショーを披露したのは、複数のドローンを編隊飛行させるプログラムを学んできた2年生の代表5人で、10機のドローンがパソコンであらかじめ指示されたプログラムに従い、曲に合わせて星の形や3年生に向けた「I♡3」のメッセージを次々と形作った。
ドローンをプログラミングした一人、白川浬(かいり)さん(2年)は「プログラムを組むのは難しかったし苦戦することもあったが、やりがいはあった。土地の計測や農業に活用でき、可能性があると思う。楽しかったので将来、機会があればさらに学びたい」と話した。