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市制20周年記念「NHKのど自慢」 本市で4回目の開催に20組出場

 壱岐市政20周年を記念した「NHKのど自慢」が2日、壱岐の島ホールで行われた。本市での「のど自慢」開催は平成30年7月以来4回目。ゲストは石川さゆり、大江裕、司会は二宮直輝アナウンサーが務めた。
出場申し込みには309組、約1100人の応募があり、書類選考で200組(うち壱岐在住者151組)が1日の予選会へ。予選会の結果、13歳から82歳までの20組22人(同18組20人)が2日の公開生放送に出場した。
合格の鐘が鳴らされたのは7組で、このうち高校生2組を含む6組は壱岐在住者、1組は壱岐出身者。合格者から1組が選ばれる「今週のチャンピオン」は、市内ホテルの営業部長を務める石田町の木下隆靖さん(55)が、「戦士の休息」(町田義人歌唱)を歌い選出された。木下さんは平戸市のホテルで勤務していた時に「映画『あなたへ』の撮影で俳優・高倉健さんが3週間宿泊された。その時の高倉さんの心配りに感激し、いまでも私のサービス、おもてなしの基礎になっている」と人生の師となった高倉さんへの気持ちを込めて、高倉さんが出演した映画「野生の証明」の主題歌を歌い上げた。
木下さんは受賞に「感無量です。いまでも手が震えています。合格の鐘も信じられなかったのに、チャンピオンとは」と喜びを表した。
ゲストの大江さんは「時代の海」、石川さんは「約束の月」を熱唱。放送終了後にも会場を訪れた約7百人の観客のために石川さんは「津軽海峡・冬景色」、大江さんは「のろま大将」を披露した。壱岐について大江さんは「壱岐はイキがいい。魚と海が大きな魅力。故郷に帰ってきたような落ち着いた気持ちになる」、石川さんは「昨日、アカウニを頂いた。こんな美味しいものを食べさせて頂き、歌手になって良かったなあ。雨で青い海を見られなかったが、海の幸を満喫でき、猿岩で記念撮影もした。もっと居たい、また来たい。どうにか壱岐でコンサートができないかしら」と壱岐の魅力を強調した。
白川博一市長は「『のど自慢』は国民に親しまれ、愛されている人気長寿番組で、全国だけでなく世界で放送されている。壱岐の魅力も世界に発信されることを楽しみにしている。ゲストの石川さん、大江さんにも、様々な場所で壱岐のPRをお願いしたい。NHKにはぜひ、壱岐を題材とした番組を制作して頂くことも期待している」と話した。

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