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記録的な大雨を観測。国道沿いの斜面が崩落。

3月26日から27日にかけて日本海上空にある前線を伴った低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、九州北部は大気の状態が不安定となり、3月としては記録的な大雨となった。

本市では27日午前5時10分に大雨警報が発令。芦辺測候所では24時間降水量163・5㍉、27日の日降水量129・5㍉、日最大10分間降水量11・5㍉、日最大1時間降水量35・0㍉、石田町の壱岐空港測候所では24時間降水量142・5㍉、27日の日降水量112・5㍉、日最大10分間降水量12・0㍉、日最大1時間降水量43・0㍉が、いずれも3月の観測史上最大を記録した。

郷ノ浦町東触では27日午前7時ごろ、国道に面した斜面が幅13・5㍍、高さ4㍍、奥行4㍍にわたって崩落。建物、人的被害はなく、午後6時20分まで片側交互通行となった。

また郷ノ浦町釘山触の市道沖ノ丸1号線で法面崩壊、石田町筒城東触の下海1号線で道路冠水による全面通行止め規制が行われ、同日夕方までに解除。勝本町立石南触の市道八口線も法面崩壊で全面通行止めとなり、28日に規制解除された。
本市の大雨警報は27日午前11時56分に解除された。

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