地域情報

海にゴミを捨てないで 壱岐海上保安署が劇で呼びかけ

 壱岐海上保安署は海洋環境保全推進月間(5月30日~6月30日)にちなみ20日、郷ノ浦幼稚園(山川恭子園長、54人)で環境教室を開いた。
同保安署巡視艇「いきぐも」の乗組員ら8人が園を訪れ、海洋ゴミの問題を教える内容の紙芝居や劇を行い、園児たちに環境を守る意義などを訴えた。
劇では、海上保安官が演じる「悪いお兄さん」が海岸でゴミを捨てたのを海上保安庁マスコット「うみまる」が発見して懲らしめて、拾って帰るよう指導。コミカルな演技で園児たちは楽しみながら鑑賞していた。
続いて署員の松田圭史さん(34)がプラスチックゴミの実物や投棄された網に絡まったウミガメやアシカの写真を見せながら「海にはいろいろな動物や魚がいて、ゴミを捨てると大きな影響を与えてしまう。ゴミは持ち帰って捨てましょう」と呼びかけた。
牧永和志さん(6)は「海にゴミを捨ててはいけないって思った。うみまる君にやっつけられた悪いお兄さんが倒れるところがおもしろかった」と話した。

関連記事

  1. 国内初の地上炉跡発掘 勝本・カラカミ遺跡
  2. 三島小で水産教室 カサゴ放流を体験
  3. 新庁舎建設を正式に見送り 特別委は議会のあり方で激論
  4. イルカのパルフェが死亡
  5. 「挑戦し続けます」 成人式で誓い新た
  6. 中学生が質問・提言 市子ども議会
  7. 団員に3つの誓い。交通少年団入団式
  8. 集団接種シミュレーション。1時間30人、1日150人を想定。新型…

おすすめ記事

  1. スペイカー来島、野良猫に手術 県動物殺処分ゼロプロジェクト
  2. 原の辻緊急調査で5基の墓 市文化財保護審議会で報告
  3. 子どもたちの未来にベストな選択を

歴史・自然

PAGE TOP