勝本町の壱岐イルカパークで飼育されていたイルカの「ひかり」(メス、平成27年3月導入)が7日朝、死んでいるのを同パーク飼育員が発見した。死因は現在、壱岐家畜保健衛生所で調査している。
市観光商工課によると、ひかりは数日前から体調を崩しており、血液検査の数値も悪く、治療を行っていたという。
同パークのイルカは、今年4月に開園当初から飼育されていたパルフェが老衰で、8月には昨年導入したばかりのラシカが肝繊維症で死んでおり、今年3頭目の死亡。現在飼育されているのは24年4月導入のあずき、ステラ、26年3月導入のエイラ、27年3月導入ののぞみ(いずれもメス)の計4頭となった。
市は相次いだイルカの死亡の原因究明や水質汚染状況、今後の導入方針などについて専門家を招いて話し合う飼育環境検討委員会を16日に開く。