県は5日、県内の離島で使える特典付き地域通貨「しまとく通貨」の本年度分販売が、今月下旬に完売する見通しであることを、県議会・半島地域振興特別委員会で報告した。
県によると、本年度分は90万セット(45億円分)を用意していたが、8月末までに約61万2千セット(約30億6千万円分)を売り上げた。来年3月末までの分を確保している旅行商品に付いたものを除くと、窓口販売分は残り約7万セット(約3億5千万円分)となった。
しまとく通貨は平成25年度から3か年事業で、本年度が最終年度となる。今後の継続について県は同委員会で「各市町と検討している」と説明した。