壱岐焼酎を醸造する7蔵と酒販店でつくる壱岐焼酎委員会(江川正弘委員長)は「壱岐焼酎の日」の1日、乾杯イベントを壱岐酒類販売協同組合で開いた。
壱岐焼酎は平成7年に国税庁の地理的表示の産地指定され、今年で30周年を迎える。また同17年には、日本記念日協会に「壱岐焼酎の日」を登録し、今年は20年の節目を迎えた。市は25年に「壱岐焼酎による乾杯を推進する条例」を制定し、壱岐焼酎拡大を後押ししている。
イベントでは会場のスクリーンに、市東京事務所と友好都市の福島県楢葉町の3会場と映像を中継。記念日の日付にちなんだ午後7時1分に篠原一生市長の掛け声で集まった約120人と一斉に乾杯した。
新商品が出るたびに自身のSNSで宣伝しているという酒店店主の江川委員長は「若い人のアルコール飲料離れが顕著だが、蔵元も炭酸で割って飲める焼酎も開発しているので、もっともっと発信して宣伝していきたい」と話した。