一支国博物館のゴールデンウィークイベントとして4月29日、屋上展望広場で「しゃぼん玉アートパフォーマンス」が行われ、多くの子どもたちや家族連れで賑わった。
福岡県を拠点に全国各地でイベント活動を行っているしゃぼん玉師・しゃーぼんぼんさん(本名・佐藤優也さん=43=)が初来島。専用の道具を使って大小さまざまなサイズや、煙を吹き込んで白いしゃぼん玉などを作り、観客席に飛ばした。子どもたちは飛んでくるしゃぼん玉に手を伸ばし、割ったり、掴まえようとしたりするなど、大いに盛り上がった。
佐藤さんは「きょうは風が強かったので、しゃぼん玉には最も厳しい条件だった。それでも披露する技を変更するなどして、何とか対処でき、喜んでもらえて良かった。壱岐の子どもたちは体全体で喜びを表現してくれて、とても励みになった。しゃぼん玉はすぐに割れてしまうものだが、子どもたちの記憶の中に残り続けてくれたら嬉しい。安全で環境に優しい、どんな条件でも楽しめる、日本一しゃぼん玉液づくりを目指している」と話した。