歴史・自然

自然農法でアイガモを放鳥 原の辻さなぶりの祭り

原の辻ガイダンスで10日、「さなぶりの祭り」があり、約70人の市民らが参加した。
NPO法人一支國研究会主催。先月20日にガイダンス前の圃場で「お田植祭」を開き、市民が参加して古代米を植えていた。
さなぶりは「田の神が天に昇る」という意味で、さなぶりの祭りは、田植えが無事に済んだことを神に感謝し豊作を祈る行事。
神事には同研究会の伊佐藤由紀子理事長や山口千樹市教育長らが、古代の王らの衣装を着て出席。市民や関係者らも参列して、神職が壱岐神楽の豊年の舞を奉納し、稲の成長と関係者の無病息災を祈願した。
続いて自然農法のためのアイガモ55羽が、子どもたちの手で圃場に放たれた。放鳥した奥田暉洸さん(石田小5年)、八寛さん(同2年)兄弟は、「アイガモはふわふわだった。しっかりと害虫を食べてほしいと思う」と話した。
イベント後には参加者に古代米の緑米が使われた「田植えだご」が振る舞われた。10月21日には収穫の刈り入れ祭、11月18日は秋の収穫祭を行う予定。

関連記事

  1. タンス湾の畔で 桜の花開く
  2. 妻ヶ島・衣通姫神社で例大祭 鳥居を新築、神社由来看板設置
  3. 史上2番目に暑い7月 8月1日は過去最高の34・8℃
  4. 美しい海を目指して 壱岐高生徒がアイデアコンで発表
  5. 壱岐大大神楽厳粛に 住吉神社で奉納
  6. 豊作願いアイガモを放鳥 原の辻さなぶりの祭り
  7. 判明!!日本最古のイエネコの骨 「カラカミ遺跡」遺構から発掘 1…
  8. 軽石が一部海岸に漂着 小笠原諸島の海底噴火から10か月 船舶は注…

おすすめ記事

  1. 石田町の献穀田で抜穂祭 「台風等の被害なく満足の出来」
  2. つや姫初出荷で式典 JA壱岐市
  3. ジェットフォイル1隻を更新へ 28年就航予定、建造費78億6千万円 壱岐市が 1/16負担

歴史・自然

PAGE TOP