歴史・自然

オシドリの県下一斉調査 県民鳥 湖面でのんびり

日本野鳥の会長崎県支部の県下一斉オシドリ調査が16日にあり、本市でも壱岐自然塾(永村春義代表)のメンバーら6人が市内のダムやため池など10か所を巡り、個体数を確認した。
オシドリは昭和41年に県民鳥に指定された本県のシンボル野鳥。同県支部は自然環境保全に貢献することなどを目的に、平成11年から毎年調査を行っている。
今年は市内でオス87羽、メス70羽の157羽を確認。昨年の363羽に比べて少なかった。
調査ではオシドリのほか、カルガモやマガモ、キンクロハジロなど9種の野鳥も観察され、メンバーらは野鳥観察を楽しんだ。
オシドリは大陸などから飛来する渡り鳥で、餌となるドングリ類が豊富にある本市は、オシドリの生活に適しているとされ、例年10月下旬から3月頃まで見ることができる。
永村代表は「オシドリはオスとメスがペアで動き回っていることが多く、仲睦まじい様子を楽しんでもらえれば」と話している。
県下の調査結果は後日、県支部のホームページで公開される。

関連記事

  1. サンゴ礁保護へ 市民有志が団体設立
  2. 原の辻古代米刈り入れ祭 子どもたちが石包丁体験
  3. 漁業学ぶインドネシアの実習生ら 天ヶ原海岸で清掃ボランティア
  4. 沖縄の県魚グルクンか 温暖化影響?壱岐にも群れで
  5. 判明!!日本最古のイエネコの骨 「カラカミ遺跡」遺構から発掘 1…
  6. 約1万点の土器片見つかる 車出遺跡群田ノ上地区
  7. 鎮信鳥居を見物 博物館がバスツアー
  8. 「歴史のキャッチボールを」 梅屋庄吉の曾孫、小坂文乃さんが講演

おすすめ記事

  1. 今年の人身事故8件 市交通安全協会
  2. 中総体県予選に初出場、3位に 空手道クラブチーム修練会
  3. 「壱岐の魅力は日常に」 協力隊長澤さんが活動報告会

歴史・自然

PAGE TOP