地域情報

86人が出場、優勝は76㌢。第2回壱岐の島タイラバ大会。

壱岐釣り船協会(永村弘一会長)主催の第2回壱岐の島タイラバ大会が11月29日、壱岐島近海であり、参加者が大鯛を目指して海に繰り出した。

大会には遠くからは山梨や大阪からも含め86人(うち7割が島外者)が出場。早朝から同協会所属の遊漁船17隻に乗り込み、昼過ぎまで1匹の長さで勝敗を競った。タイラバは主に鉛製の玉にラバー製の部品を組み合わせたタイ釣りに特化したルアーの一種で、出場者はそれぞれ好みの色や形のタイラバで狙った。

第十八神洸丸(船長・永村会長、19㌧)には男女10人が乗り込み、郷ノ浦~石田沖までの海域を狙った。北西の季節風のため、少々波がある状況だったが、タイのほか、キジハタやアヤメカサゴの“高級魚”も釣れ、船上に笑顔が広がった。

35㌢ほどのタイを釣った福岡市の自営業、井上誠人さん(53)は飲み仲間ら2人と参加。釣り歴15年だが、初めてタイを釣り上げた。「壱岐の海は博多とは全く違い、釣り好きにはたまらない。機会があったら再チャレンジしたい」と話した。

優勝は76㌢を釣り上げた石田町のサービス業、前田賢吾さん(36)。釣り歴20年で、今回のタイは自己記録を更新するものだった。「まぐれです。釣れた時には大喜びしました。また優勝できるよう頑張りたい」と喜びを語った。前田さんには壱岐牛2万円分と壱岐焼酎が贈られた。また、同大会には約30社が協賛し、参加賞として釣具や壱岐焼酎、旅館の宿泊券などが全員に贈られた。

ほかの結果は次の通り。(敬称略)
▽②斉藤光70・5㌢③藤井一人60㌢▽女性の部①井上美咲40㌢

キジハタを釣り上げ笑顔の女性参加者

関連記事

  1. 弟宛の直筆手紙など発見 50年以上ぶりに開錠、貴重史料数十点 松…
  2. 「あまごころ壱場」3月18日オープン 島内初の観光客向け産直施設…
  3. 18人に優秀作品賞 市民絵画・写真展
  4. 初の定期演奏会開く 市消防音楽隊ハミングバーズ
  5. 庁舎建設住民投票の争点を探る
  6. GⅠ優勝戦で2着 ボートレース下條雄太郎
  7. 『よみがえった石ころたち展』③
  8. 国内初の地上炉跡発掘 勝本・カラカミ遺跡

おすすめ記事

  1. 156人が歴史学びながら完歩 原の辻ウォーク2024
  2. 「夢は叶うと信じること」 獣医の沼小卒業生、本多さんが講話
  3. 壱岐を駅伝合宿の聖地に

歴史・自然

PAGE TOP