旧初山中学校で12日、初山を考える協議会(山川和夫会長)主催のクリスマス・イルミネーション点灯式が行われた。
サンタクロースの衣装などを着た初山小学校と初山保育園の児童ら約20人が一斉にスイッチを入れると、校舎と庭木に飾られた色とりどりのイルミネーションが点灯し、幻想的な世界が広がった。
廃校になった中学校を飾り付けすることで地域を明るくし、年末年始に帰省する初山中卒業生に寂しい思いをさせないようにする目的で、平成24年から始めて今年5回目を迎えた。イルミネーションを担当している市山具宏副会長は「毎年徐々に増やしており、いまでは電球が3万個以上になった。設置は大変だが、子どもたちに喜んでもらえると嬉しい」と話した。
点灯は1月4日まで、午後6時から9時まで行われ、毎日の点灯、消灯は同会のメンバーが交代で行う。