第56回壱岐一周駅伝大会(壱岐体育協会主催)が9日、壱岐文化ホール発着の13区間50・7㌔に、青年の部(25歳以下6人などで編成)、一般の部(26歳以上6人などで編成)とも各町1チームずつ計8チームが参加して行われた。
昨年同様、両部門とも郷ノ浦がスタートから先頭を奪い、圧倒的な強さを見せた。一般の部は1~7区ですべて区間賞。6区(4・3㌔)の川下和明(34)は降雨の中、区間記録に19秒差と迫る14分30秒をマークして、この区間だけで2位に4分半近い差を広げた。
アンカーの竹藤智弘(30)は2位以下に大きな差をつけて余裕のゴールイン。「昨年マークした大会記録の更新を狙っていましたが、この天気では仕方がありません。たすきを受けた時には大きく差が開いていたので、余裕を持って自分の走りができました。チームワークが最高でした」とレースを振り返った。ゴール後は娘から「パパ、速かったよ!!」と声を掛けられ、満面の笑顔を見せていた。
青年の部も郷ノ浦は13区間中10区間で区間賞を獲得。昨年のタイムを1分上回る3時間03分02秒で2位芦辺に20分以上の差をつけた。
【成績】(2位以下は区間賞のみ)▼青年の部 ①郷ノ浦3時間03分02秒(1区野元拓哉、2区桂木浩希、3区福田健太、4区中山太鳳、5区山口将孝、6区山内基大、7区山本大智、8区松山晃子、9区末永竜也、10区末永勝、11区吉田裕矢、12区中山莉子、13区永村龍之介)②芦辺3時間23分19秒(12区大久保舞香)③勝本3時間24分25秒(4区林田昂也)④石田3時間26分12秒(6区堤康平)
▼一般の部 ①郷ノ浦2時間56分15秒(1区松本隆之、2区浦川眞吾、3区金丸智彦、4区吉川廉哉、5区柴田正彦、6区川下和明、7区久保田誠司、8区山本みのり、9区三浦壱太朗、10区竹●優也、11区新原祐太、12区西本侑弥、13区竹藤智弘)②石田3時間14分09秒(4区豊永恭平、8区植村佳世、11区山下佳寛)③勝本3時間19分17秒④芦辺3時間23分00秒(12区田中亜可梨)